日本ペンクラブ声明「ミャンマーの軍事クーデタに反対し、アウンサン・スーチー氏らの解放を求める」(2021年2月1日)

日本ペンクラブ声明「ミャンマーの軍事クーデタに反対し、アウンサン・スーチー氏らの解放を求める」(2021年2月1日)

一般社団法人日本ペンクラブは以下の声明を2021年2月1日18時に発信しました。

日本ペンクラブ声明

「ミャンマーの軍事クーデタに反対し、アウンサン・スーチー氏らの解放を求める」

 今朝、ミャンマー国軍がアウンサン・スーチー国家顧問らの身柄を拘束し、非常事態宣言を発したことが伝えられた。明らかな軍事クーデタである。

 ミャンマーは選挙制度改革やロヒンギャの人権問題など、民主化プロセスの道半ばにある。私たち日本ペンクラブもかねてよりアウンサン・スーチー氏を客員会員に迎え、ミャンマー・ペン創立を後押しするなどの支援を重ねてきた。

 民主化は言論表現の自由と自由な選挙のもと、平和裡に進められるべきである。私たちはこのたびの強硬な軍事クーデタにあくまで反対し、ミャンマー国軍に対し、スーチー氏ら拘束された関係者の解放を強く求めるとともに、日本政府と国際社会が一刻も早く有効な手立てを講ずることを要請する。

 

 202121

           一般社団法人日本ペンクラブ

                   会長  吉岡忍