音楽界・映画界におけるセクハラやパワハラが大きなニュースとなっています。文学の世界においても、残念ながら、暴力行為や性被害が存在してきました。私たちは、作家・編集者・発行者の立場を超え、表現に携わる者として、互いの人格を尊重しあうこと、仕事上の大切なパートナーであるという意識を持つことで、一人の被害者も生まないこと、そしていっさいのハラスメントに反対することをここに誓いたいと思います。 2023 […]
政府提出の「出入国管理及び難民認定法改正案」の審議が4月13日から衆議院で始まると報じられました。この法案は、2021年、通常国会で市民の強い反対に遭い、廃案になったものとほぼ同じ内容であり、非常に多くの問題を孕むものです。問題点として、次のようなものが挙げられます。 1.現行の国際人権法違反が維持される内容である。 イ)入管収容には司法審査がない ロ)入管では無期限に収容が可能。収容中の死 […]
3月20日に行われた日本ペンクラブ主催のシンポジウムに副会長の沼野充義(スラブ学者)さんから貴重なメッセージが寄せられた。沼野氏は現在、病気療養中のためメッセージはロシア文学者の沼野恭子さんに代読いただいた。たいへん示唆に富む洞察なのでここに全文を掲載する。
(終了しました) 日時 2017年11月28日(火) 午後6時45分開場 午後7時開演(午後8時45分終演) 場所 東京大学文学部1番大教室(法文2号館2階) 入場無料(事前申込不要)・通訳付 《プログラム》 開会挨拶:日本ペンクラブ会長 吉岡 忍 映像 『温故1942』(2008年世界P.E.N.フォーラム上映作品・一部) 中国作家代表団員紹介 日本ペンクラブ国際委員長 沼野 […]
日本ペンクラブは、国立国会図書館国際子ども図書館と共催で、世界各国の児童書に関するイベントを「シリーズ・いま、世界の子どもの本は?」と題して開催しています。 シリーズ第10回は、主に現代のアメリカ、イギリス、カナダの児童文学作品を研究している白井澄子氏を講師に招き、「いま、カナダの子どもの本は?」をテーマに講演会を開催します。カナダの子どもの本を紹介するとともに、子どもの本を通して、現代のカナ […]
10月17日マルタのジャーナリスト Daphne Caruana Galizia氏が自分の車に仕掛けられた爆弾により殺害された。同氏はパナマ文書に基づき、汚職や脱税を告発する記事を執筆していた。国際ペンは他の人権団体とともに殺害に強く抗議し、マルタ政府に徹底した捜査を求めた。(国際ペンホームページより) http://www.pen-international.org/newsitems/w […]
10月3日―国際ペン平和委員会は最近行われたカタロニアの住民投票において人々の民主的意志の表明を損なった出来事について深い憂慮を表明した。武装し、覆面をした警察官が全ての世代にわたる平和的な市民に襲い掛かった場面はスペイン政府にとって恥ずべき事実であり、欧州評議会は効果的な対応を欠いているとした。 また、投票、発言、文書による表現の自由の権利は全ての国家機関が尊重すべきものである。全ての欧州 […]
日本ペンクラブ平和委員会は10月4日(水)、東京神保町の東京堂ホールにて、伊藤 真 氏(弁護士・日弁連憲法問題対策本部副本部長)、金平 茂紀 氏(ジャーナリスト・TBS「報道特集」キャスター)をお招きして、憲法勉強会「『自衛隊』を『憲法9条に書き込む』と何が変わる? 何がおこる?」と題して憲法勉強会を午後6時半から開催いたしました。当日会場は満席となり、参加者は熱心に両氏の講話を聴き、質疑応答を […]
[トルコ]9月29日―トルコ 9月22日の日刊紙「Evrensel 」のコラムニスト、Yusuf Karataş氏が7月から拘留されていたが、裁判開始を前に解放され、25日には日刊紙「Cumhuriyet 」のコラムニストKadri Gürsel 氏が11カ月ぶりに保釈された。この動きは歓迎されるが、「Cumhuriyet 」の社長 Akın Atalay,氏、 編集主幹 Murat Sabunc […]