国際ペン・日本ペンクラブ共同声明  「国際ペンと日本ペンクラブは、ミャンマー軍事政権による日本人ビデオジャーナリスト、久保田徹氏の拘束を深く憂慮します。」 

国際ペン・日本ペンクラブ共同声明  「国際ペンと日本ペンクラブは、ミャンマー軍事政権による日本人ビデオジャーナリスト、久保田徹氏の拘束を深く憂慮します。」 

 わたしたちはミャンマー軍事政権による日本人ビデオジャーナリスト久保田徹氏の拘束に深い懸念を抱き、久保田氏の即時無条件釈放を求めます。
また、平和的な表現を理由に不当に拘束されたすべての人々の無条件の解放を求めます。

 報道によると、日本人ジャーナリストでドキュメンタリー映画監督の久保田徹氏は、ミャンマーで平和的な表現活動として 撮影を行った直後に拘束されました。久保田氏はヤンゴンでの反政府集会を撮影した直後に拘束されました。在ミャンマー日本大使館は現在、彼の釈放を強く求めています。

 日本ペンクラブ桐野夏生会長は日本ペンクラブ声明のなかで以下の通り述べています。
「久保田氏は平和的な取材活動中に拘束されたものであり、即時かつ無条件に釈放するよう求めます。
 国軍は先日、投獄した活動家4名を処刑するという自国民に対する暴力を行使し、全土の非常事態宣言も半年延長しようとしています。
 私たちは、表現の自由と、ミャンマーの国内外のジャーナリストの保護を求めます。
 そして、日本政府及び国際社会に対し、久保田氏の安全を確保するために直ちに行動をとるように強く求めるものであります。」

 久保田氏は、昨年の軍事クーデター以降、国軍によって標的とされた国際的なジャーナリストの一人です。日本の映画監督北角裕樹勇氏、米国人ジャーナリスト、ダニー・フェンスター氏などは拘束後、最終的に釈放されたましたが、一方、70人近くのミャンマー人ジャーナリストが様々な形で拘束されたままです。
 2021年2月1日に国軍がミャンマーで権力を掌握して以来、同国における表現の自由に対する弾圧の一環として、日常的に標的にされており、その結果
CPJ(ジャーナリスト保護委員会)は、最新の年次報告書において、ミャンマーを世界第2位のジャーナリストに対する投獄国として格付けしています。

 国際ペンと日本ペンクラブは、国軍(Junta-評議会)に対し、表現の自由の権利を確保することを求めます。
 また、久保田徹氏をはじめ、平和的な表現を理由に不当に拘束された他のすべての人々の即時かつ無条件の釈放を求めます。

2022年8月2日
国際ペン 日本ペンクラブ

国際ペンホームページはこちらから→ https://pen-international.org/news/joint-statement-call-for-release-japanese-journalist-toru-kubota-all-those-detained-peaceful-expression-myanmar