【女性作家委員会】日本の性暴力について考える 第2回被害者ケアの視点から

【女性作家委員会】日本の性暴力について考える 第2回被害者ケアの視点から

日本ペンクラブ女性作家委員会が、性犯罪をテーマに開催する3回シリーズの第2回です。
「日本の性暴力について考える」

第2回被害者ケアの視点から

開催方法 会場 LOFT 9  + 配信 ツイキャス
日  時 2023年3月4日(土)13時~15時30分(開場12:30)
登  壇 長江美代子/柚木麻子/篠田節子

【参加方法・お申込み】
① 会場 LOFT 9 Shibuya 
   東京都渋谷区円山町1-5 KINOHAUS(キノハウス) 1F
  前売2,000円/当日2,500円 + ドリンク600円
  申込

 1.Peatix 
 https://jpen-ww0304.peatix.com/view
 

 2.イープラス
 https://eplus.jp/sf/detail/3805540001-P0030001

② 配信 ツイキャスプレミア(オンライン) 500円
  申込 https://twitcasting.tv/loft9shibuya/shopcart/215040

主催 一般社団法人日本ペンクラブ
企画 女性作家委員会

問合 事務局 event2022@japanpen.or.jp

【企画趣旨】
 性暴力の被害を受けた人が、最初に相談できる場所とはどこか。そもそも、そんな場所があるのか──「相談しないほうがあなたのため」といった二次加害、あるいは「犯罪」であることを証明する証拠保全の不備など、日本の性暴力・性犯罪に対する認識は残念ながら遅れている現状があります。
 第二回は、性暴力の現場における「ケア」に関わり続けてきた長江美代子さんの基調講演をふまえて、作家、柚木麻子さん、篠田節子さんにもお話をしていただきます。


【プログラム】
 第一部 基調講演 長江美代子 「世代を超える性暴力の悪循環を断ち切るために」
   ・子どもの頃の逆境体験(ACEs)
   ・トラウマインフォームドケア(TIC)
   ・女性と子どもを守る(Doula)
 第二部 講演 柚木麻子 「個人の努力に頼るのではなく組織が取り組むべき」
 第三部 講演 篠田節子 「”HELP!” 小さな声から逃げないで!」
 第四部 鼎談/質疑応答

【登壇者の紹介】

長江美代子さん(ながえ みよこ)

日本福祉大学看護学部教授(精神看護学、国際看護学担当)、(一社)日本フォレンジックヒューマンケアセンター副会長、精神看護専門看護師(American Nurses Credentialing Center:ANCC認定)、性暴力対応看護師SANE-J公認心理師。暴力被害者のPTSD回復に取り組むにつれて性暴力被害の深刻さを知り、2016年1月、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院との協同により「性暴力救援センター日赤なごや なごみ」立ち上げ、運営にかかわっている。

柚木麻子さん(ゆずき あさこ)

作家。2008 年オール讀物新人賞を受賞。10 年に『終点のあの子』でデビュー。15 年『ナイルパーチの女子会』(共に文藝春秋)で山 本周五郎賞受賞。ほか『ランチのアッコちゃん』(双葉社)『本屋 さんのダイアナ』『BUTTER』(新潮社)『らんたん』(小学館)など。近著に 『ついでにジェントルマン』(文藝春秋)、初エッセイ『とりあえずお湯わかせ』(NHK出版)。
写真©イナガキジュンヤ

篠田節子さん(しのだ せつこ)

小説家。1955年東京生まれ。『ゴサインタン』(山本周五郎賞/文藝春秋)、『女たちのジハード』(直木賞)『鏡の背面』(吉川英治文学賞/共に集英社)『仮想儀礼』(柴田錬三郎賞/新潮社)、『インドクリスタル』(中公文芸賞/ KADOKAWA)など。テーマ、題材は多岐にわたる。最新刊『セカンドチャンス』(講談社)。日本ペンクラブ理事、女性作家委員会委員。