菊池寛が落語になる日

著 者 春風亭小朝
出版社 文藝春秋
定 価 1,760円(税込)
発売日 2022年01月10日
判 型 四六判 軽装 並製
頁 数 256頁
ISBN 978-4-16-391485-5

内 容

日本ペンクラブ企画協力の一冊。

文藝春秋100周年記念作品。
浅田次郎、絶賛!「落語の天才が、菊池寛の小説を現代によみがえらせてくれた」

圧倒的な人間観察眼と、超斬新なシチュエーション!
春風亭小朝のライフワーク「菊池寛落語」が、新たに小説に書き下ろされました。
落語小説全9作の他、菊池寛の原作短編、浅田次郎との特別対談などを収録した豪華な一冊。

「入れ札」「予感」(菊池寛「妻は皆知れり」)「うばすて山」「お見舞い」(菊池寛「病人と健康者」)「時の氏神」「好色成道」「龍」(菊池寛「竜」)「ある理由」(菊池寛「葬式に行かぬ訳」)「マスク」

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文章読本

著 者 日本ペンクラブ・編
吉行淳之介・選
出版社 中央公論新社
定 価 990円(本体900円+消費税)
発売日 2020年11月25日
判 型 文庫版
頁 数 288頁
ISBN 978-4122069947

内 容

 名文とは何か いかに書くか

井伏鱒二、伊藤整、宇野千代、金井美恵子、小島信夫、川端康成、佐田稲子、澁澤龍彦、島尾敏雄、谷崎潤一郎、中野重治、中村真一郎、野坂昭如、野間宏、萩原朔太郎、古井由吉、丸谷才一、三島由紀夫、安岡章太郎、吉行淳之介

20名の作家による文章術の極意と心得。

あらたに「『文章読本』についての閑談」(丸谷才一・吉行淳之介)を集録し、中公文庫より再復刊しました。

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『泣いたあとは、新しい靴をはこう。』 10代のどうでもよくない悩みに作家が言葉で向き合ってみた

著 者 阿川佐和子/浅田次郎/石田純一/宇野和美/冲方丁/エドワード・レビンソン/落合恵子/柏葉幸子/片川優子/加藤純子/木内昇/きむらゆういち/朽木祥/玄侑宗久/河野万里子/越水利江子/佐藤優/芝田勝茂/下重暁子/神保哲生/俵万智/鶴田静/ドリアン助川/中井貴惠/中井はるの/中島京子/那須正幹/那須田淳/浜田桂子/濱野京子/ひこ・田中/平野啓一郎/古谷経衡/松原秀行/松本侑子/村上しいこ/茂木健一郎/森絵都/山田真/楊逸/吉岡忍/寮美千子/令丈ヒロ子/六草いちか 日本ペンクラブ・編
出版社 ポプラ社
定 価 1650円(消費税込)
発売日 2019年12月11日
判 型 四六判
頁 数 197頁
ISBN 978-4591164839

内 容

 

「親友を裏切ってしまった」
「校則って理不尽じゃないですか?」
「お金がなくても成績を上げる方法はありますか?」

ままならない人間関係、経済的な苦しさなど、
いま、逆境のただなかにいるティーンの悩みに、
ペンクラブ作家が言葉をもって向き合います。

■ドリアン助川さんからのメッセージ(まえがき)
この本に収められた作家や翻訳家たちの言葉は、
少々辛辣だったり、
あるいは自由奔放に過ぎると感じられるかもしれません。
納得のいかない意見もあるでしょう。
でも君はたぶん、
世界が一新されるような言葉にこの本のなかで出会うはずです。
それは、地平線の向こうまで歩いていくための、
君の新しい靴なのです。
さあ、泣いたあとは新しい靴をはこう。
新たな風景に出会う君の旅は、今日これからも続きます。

■森絵都さんからのメッセージ(あとがき)
あなたが真剣に受けとめようとしたとき、
その言葉は、あなたのための言葉になります。
あなたの心にぴたっとはまれば、
今後の人生を歩んでいく上での「お守り」にもなり得ます。
もちろん、あなたは受けいれないかもしれない。
自分とは違う、と思うかもしれない。
そのときは、どこがどう違うのか考え、
自分自身を見つめ直すチャンスにしてください。
本気で心をぶつければ、相手も本気で返してくれる――
縁あってこの本を手にしてくれたあなたが、
少なくとも、それだけは感じてくれますように。
そして、この先、あなたが本当に困ったとき、
まわりの誰かに相談する勇気を出してくれますように。

■目次
新しい靴はどこにある?――まえがきにかえて(ドリアン助川さん)

第一部 自分のことに悩んだとき
一、カラダのこと
二、ココロのこと

第二部 人間関係に悩んだとき
三、学校のこと
四、恋愛のこと
五、家族のこと

第三部 将来に悩んだとき
六、お金のこと
七、進路のこと

それはあなたの中にある――あとがきにかえて(森絵都さん)

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女性作家捕物帳アンソロジー 撫子が斬る 下

著 者 日本ペンクラブ・編
宮部みゆき・選
出版社 KADOKAWA
定 価 864円(本体800円+税)
発売日 2018年12月22日
判 型 文庫判
頁 数 384頁
ISBN 9784041066508

内 容

女性作家7名による、色とりどりの「捕物帳」アンソロジー!

執筆者

畠中恵、山崎洋子、松井今朝子、諸田玲子、杉本苑子、築山桂、平岩弓枝

ご購入は→ KADOKAWA

女性作家捕物帳アンソロジー 撫子が斬る 上

著 者 日本ペンクラブ・編
宮部みゆき・選
出版社 KADOKAWA
定 価 864円(本体800円+税)
発売日 2018年12月22日
判 型 文庫判
頁 数 384頁
ISBN 9784041066492

内 容

女性作家8名による、色とりどりの「捕物帳」アンソロジー!

執筆者

宇江佐真理、澤田瞳子、藤原緋沙子、北原亞以子、藤水名子、杉本章子、澤田ふじ子、宮部みゆき

ご購入は→ KADOKAWA

憲法についていま私が考えること

著 者 日本ペンクラブ・編
出版社 KADOKAWA
定 価 1836円(本体1700円+税)
発売日 2018年09月21日
判 型 四六版
頁 数 320頁
ISBN 978-4044003975

内 容

いまこそ、憲法と平和について話そう。

特定秘密保護法の強行採決以来、安保関連法、共謀罪の強行採決……加速する改憲問題の行く末は―? 44名の作家が考える、この国のこと、私たちの未来のこと。

【執筆者一覧】
赤川次郎/浅田次郎/あさのあつこ/梓澤和幸/阿刀田高
大城貞俊/太田治子/落合恵子/加賀乙彦/岳真也/金井奈津子
金子兜太/金平茂紀/川村湊/神田松鯉/黒田杏子
玄侑宗久/坂手洋二/佐高信/佐藤アヤ子/下重暁子/志茂田景樹
高野ムツオ/高橋千劔破/谷川俊太郎/田原総一朗/出久根達郎
ドリアン助川/中島京子/中西進/中村敦夫/中村文則/野上暁
馬場あき子/堀武昭/又吉栄喜/松本侑子/三田誠広/盛田隆二
八重洋一郎/山田健太/養老孟司/吉岡忍/若松丈太郎

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「読むパンダ」

著 者 日本ペンクラブ・編
黒柳徹子・選
出版社 白水社
定 価 1,400円・税
発売日 2018年01月18日
判 型 4-6
頁 数 248頁
ISBN

内 容

 日本初のパンダ・エッセイ集! ジャイアントパンダのカンカン、ランランの来日から45年目の今年、上野動物園でシャンシャンが誕生した。本書ではいち早くシャンシャンをめぐる黒柳徹子×土居利光×廣田敦司(上野動物園パンダ班班長)の座談会を特別収録! 現役飼育担当者が初めて明かす、出産と成長秘話、驚きの母子の絆とは。不思議がいっぱいの生態からパンダの未来まで、熱く語り合う。 パンダの何が私たちを魅了するのか?

第一章 パンダを愉しむ――浅田次郎、高畑勲、ヒガアロハ、出久根達郎ほか、各界のパンダファンが、偏愛エッセイを書き下ろす。

第二章 パンダを知る――1972年に飼育員が初めて接した驚きと興奮とは。さらに、上野動物園・アドベンチャーワールド・王子動物園の歴代飼育員が、試行錯誤の過程で知ったパンダの意外な姿とは。妊娠・出産・子育ての感動エピソード。

第三章 パンダを守る――「日本パンダ保護協会」と「中国パンダ保護研究センター」の代表が、日中の取り組みと協力体制、パンダへの深い思いを書き下ろす。

 歴代パンダとシャンシャンの貴重写真&図版52点掲載! ファン必読の永久保存版。

『目次』

 第1章 パンダを愉しむ
北京の大熊猫  浅田次郎(作家)
『たれぱんだ』誕生秘話  末政ひかる(キャラクターデザイナー)
クマネコと書いてパンダとは……  ヒサクニヒコ(漫画家・イラストレーター)
大切な忠告  岡田利規(演劇作家・小説家)
パンダを描いてみたい  ヒガアロハ(漫画家)
『パンダコパンダ』――宮崎駿と私の仕事の原点  高畑勲(アニメーション映画監督)
熊猫家族  温又柔(作家)
毎日パンダ二〇〇〇日  高氏貴博(パンダウォッチャー)
パンダの賀状  出久根達郎(作家)

第2章 パンダを知る
【対談】日本にパンダがやってきた(一九七二年の対談)
         黒柳徹子×中川志郎(元上野動物園飼育課長)
飼育日誌 パンダと暮らした一か月  中川志郎 
トントンのお母さんは子育てじょうず  増井光子(元上野動物園獣医)
トントン誕生! やったね、ホアンホアン 佐川義明(元上野動物園飼育課)
空飛ぶパンダ、リンリン逝く  小宮輝之(元上野動物園長)
リンリンと過ごした時間  倉持浩(元上野動物園パンダ班)
パンダだけの返事  遠藤秀紀(東京大学総合研究博物館教授)
パンダの〝草食系〟に違和感  福岡伸一(生物学者)
日本初ふたごパンダ出産 山中倫代(アドベンチャーワールド)熊川智子(アドベンチャーワールド)
神戸にパンダがやってきた  奥乃弘一郎(王子動物園専門員)
ジャイアントパンダ考現論  土居利光(前上野動物園長・日本パンダ保護協会会長)
パンダの選び方  福田豊(上野動物園長)

第3章 パンダを守る
日本パンダ保護協会の活動  斉鳴(日本パンダ保護協会事務局長)
四川大地震を乗り越えて  張志忠(中国パンダ保護研究センター党書記)
【座談会】上野動物園でシャンシャンが誕生! ――パンダの未来へ
黒柳徹子(日本パンダ保護協会名誉会長)
×
土居利光(前上野動物園長・日本パンダ保護協会会長)
×
廣田敦司(上野動物園パンダ班班長)

ご購入は→ 白水社のホームページでお求めください。(1月18日発売)

『続・10歳の質問箱 なやみちゃん、絶体絶命! 』

著 者 鈴木のりたけ (イラスト)日本ペンクラブ「子どもの本」委員会・編
出版社 小学館
定 価 1,300円・税
発売日 2017年10月23日
判 型 4-6
頁 数 224頁
ISBN 9784092271937

内 容

 子どもの「なぜ?」に作家が答える人生相談『10歳の質問箱』の続編です。
 前作は、子供版人生相談読み物として、子どもの素朴な疑問に大人が大まじめに答えるという趣向が大好評でした。

「進学校に行ったら幸せになれるの?」
「いやな子の性格を直すことはできますか?」
「どうして本なんか読まなくちゃいけないの?」
「選挙はどうして必要なのですか?」などなど。

 今回も子どもたちの質問に、日本を代表する作家たちが、いろんな角度から取り組みます。

『執筆者』

阿川佐和子、浅田次郎、あさのあつこ、嵐山光三郎、宇野和美、冲方丁、落合恵子、柏葉幸子、片川優子、金沢千秋、きむらゆういち、朽木祥、薫くみこ、見城美枝子、越水利江子、さくまゆみこ、ささめやゆき、佐高信、澤田精一、芝田勝茂、下重暁子、志茂田景樹、鈴木のりたけ、貴乃花光司、ドリアン助川、中島京子、中村敦夫、那須正幹、西木正明、野中柊、濱野京子、ひこ・田中、堀切リエ、松原秀行、松本猛、三田誠広、森絵都、山田健太、山田真、山本晋也、吉岡忍、寮美千子、令丈ヒロ子、六草いちか

ご購入は→ 小学館ホームページよりお求めください

「うなぎと日本人」(角川文庫)

著 者 日本ペンクラブ・編
伊集院静・選
出版社 角川文庫
定 価 640円(税別)
発売日 2016年09月25日
判 型 文庫
頁 数 240頁
ISBN 978-4-04-104929-7

内 容

 幼い頃から通ったうなぎの名店と、そこで培った”うなぎの食い方”について池波正太郎がしみじみと綴る「鰻の食い方」をはじめ、うなぎを人に奢らせようとして失敗する、たいこもちの悲哀を描く落語の名作「鰻の幇間」、山口瞳が長年通ったお気に入りのうなぎ屋”八十八”での思い出を綴る「横浜住吉町八十八の鰻丼」など、食通たちがうなぎの美味しさと魅力を情感たっぷりに語り尽くす。思わずお腹が鳴る、珠玉の一冊。

 

『作品』と『作者』

うなぎうなぎ(阿川弘之)、雪見うなぎ(戸板康二)、鰻(吉行淳之介)、鰻(矢野誠一)、鰻の幇間(桂文楽)、大阪の鰻の佃煮(吉田健一)、天才バカボン ウナギのイヌのカバやきなのだ(赤塚不二夫)、鰻(鈴木晋一)、鰻屋(三遊亭圓生)、もの忘れ(坪田譲治)、鰻の食い方 蒲焼、鰻ざく(池波正太郎)、サザエさん(長谷川町子)、後生鰻(橘家圓蔵)、横浜住吉町 八十八の鰻丼(山口瞳)、うなぎ(坂東三津五郎)、うなぎ考(高田保)、夕立鰻(内田百閒)、逢坂閑談(三淵忠彦、宮川曼魚、内田百閒)、うなぎ 大井川流域のこと(小川国夫)、鰻(森田たま)、鰻と梅干(出久根達郎)、無敵艦隊(向田邦子)、鰻(原石鼎)、蒲焼(江戸小咄)、とうふ うなぎ(江戸小咄)、薔薇と蒲焼(江國香織)、ウナギの魔法(林望)、大食国物語の巻(佐藤垢石)、ノボさん 小説 正岡子規と夏目漱石(抄)(伊集院静)、うなぎ(林真理子)

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うなぎ 人情小説集

著 者 日本ペンクラブ・編
浅田次郎・選
出版社 筑摩書房
定 価 780円(税別)
発売日 2016年01月08日
判 型 文庫
頁 数 288頁
ISBN 978-4-480-43333-6

内 容

 切っても切れない、うなぎと人の物語。恋愛小説から短歌まで。名作を選りすぐった文庫オリジナル。

 解説 平松洋子

『作品』と『作者』

鰻のたたき(内海隆一郎)
頭火と鰻(髙橋治)
鰻に呪われた男(岡本綺堂)
うなぎ(井伏鱒二)
うなぎ(林芙美子)
出口(吉行淳之介)
闇にひらめく(吉村昭)
鰻(髙樹のぶ子)
雪鰻(浅田次郎)
斎藤茂吉短歌選(斎藤茂吉)

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