著 者 | 加賀美幸子 加賀美幸子/日本ペンクラブ・選 |
---|---|
出版社 | 光文社 |
定 価 | 1800円(税別) |
発売日 | 2015年07月16日 |
判 型 | A5判変形ハード |
頁 数 | 256頁 |
ISBN | 978-4-334-97827-3 |
内 容
本書は、アメリカ同時多発テロの翌年2002年に、ある危機感を持って刊行しました。13年後のいま、その危機感は残念ながら募りはしても薄まりはしていません。戦後70年、戦争体験者は当然のことながら日に日に少なくなっていきます。帯に謳った「この1冊が、体験を超えた実感を永久に遺す」という強い思いを新たに、新装版として再び世に問いました。(編集部)
『作品』と『作者』
ヒロシマの空(林幸子)、『きけわだつみのこえ』より(瀬田万之助)、レイテ戦記(大岡昇平)、私のひめゆり戦記(宮良ルリ)、麦と兵隊(火野葦平)、今夜、死ぬ(古山高麗雄)、叫び声(松永伍一)、指揮官たちの特攻(城山三郎)、神聖喜劇(大西巨人)、母と子でみる東京大空襲(早乙女勝元)、断腸亭日乗(永井荷風)、生ましめんかな(栗原貞子)、敗戦日記(高見順)、はだしのゲンはピカドンを忘れない(中沢啓治)、私の中国捕虜体験(駒田信二)、黒い雨(井伏鱒二)、夏の花(原民喜)、沖縄よどこへ行く(山之口貘)、回天特攻学徒隊員の記録(武田五郎)、火垂るの墓(野坂昭如)、八月六日(峠三吉)、暗い波濤(阿川弘之)、崖(石垣りん)、七三一部隊で殺された人の遺族(敬蘭芝)、夢がたり(高崎節子)、戦争はおしまいになった(宮本正清)、難民になる(池澤夏樹)
ご購入は→ 光文社ホームページよりお求めください。