日本ペンクラブ「子どもの本」委員会 ポスト「3.11」に向き合う ~7年目の春に~ 3月10日(土)開催!
- 2018.02.16
- イベント・活動報告
☆まだお申込みでない方でも、お席にまだ余裕がありますので直接会場にお越しください。(*整理券番号順での入場となります)
ちらしはこちらから→7年目の春に(WEBちらし)
東日本大震災から7 年が経とうとしています。大手メディアでの関連報道はすっかり陰を潜めた印象ですが、「3.11」の被害が未了であることは明らかです。日本ペンクラブ「子どもの本」委員会では2012 年から毎年、東日本大震災と原発の問題について、考え合う場を作ってきました。地震、津波の被害、そして何より福島第一原発事故は、年月を重ねる中で、その時々の困難を多くの人びとに与えているはずです。その現状を知り、その上で子どもの本にできること、為すべきことを考えていくために、今年もフォーラムを開催します。
日 時: 3月10 日(土)午後2時00 分~午後4 時30 分
会 場: 青山学院女子短期大学 教室N202
対 象: 一般(中学生以上)
参加費: 無料
定 員: 150名(先着順)※事前申込みが必要です(申し込み方法は下記参照ください)
開会あいさつ 森絵都(作家、日本ペンクラブ常務理事)
第一部〈講演〉 「被曝のその後、奥の細道」
ドリアン助川(作家、日本ペンクラブ「子どもの本」委員長)
公表される線量は信用できるのか? 関東から東北はいったいどれだけ被曝したのか?本当のことを知るために、福島第一原発のメルトダウンから1年が過ぎた2012 年、ドリアン助川が自転車に乗り、『奥の細道』の全行程2300 キロを旅した。リュックサックには空間線量計が入っている。松尾芭蕉の足跡を辿りながら各地で計測。廃業した農家や、行く場のない子どもたちを抱え困窮している養護施設にもインタビューを試みた全記録。今回は計測した線量を明らかにしつつ、東京から岩手・平泉までの旅の模様を、写真を交え、伝えます。また、汚染地域がその後どうなったのか、最新の情報も併せて紹介します。
第二部〈シンポジウム〉「書いた・書いてる・書きたい・書いて!」
古内一絵 濱野京子 芝田勝茂 / 司会・西山利佳
『フラダン』で、福島にある高校のフラダンス部を舞台に原発事故による様々な事情を秘めた高校生たちの姿を生き生きと描いた古内一絵。『石を抱くエイリアン』「ことづて屋」シリーズ『バンドガール!』などで
「3.11」以降の世界を様々に作品に反映させてきた濱野京子。『きみに会いたい』で原発事故を予感させ、『空母せたたま小学校、発進!』『ぼくの同志はカグヤ姫』でポスト「3.11」の日本を背景に作品化した芝田勝茂。以上三人の作家に、児童文学評論家の西山利佳の司会によるシンポジウム
東日本大震災から7 年が経とうとしています。大手メディアでの関連報道はすっかり陰を潜めた印象ですが、「3.11」の被害が未了であることは明らかです。日本ペンクラブ「子どもの本」委員会では2012 年から毎年、東日本大震災と原発の問題について、考え合う場を作ってきました。地震、津波の被害、そして何より福島第一原発事故は、年月を重ねる中で、その時々の困難を多くの人びとに与えているはずです。その現状を知り、その上で子どもの本にできること、為すべきことを考えていくために、今年もフォーラムを開催します。
主催: 一般社団法人 日本ペンクラブ
後援: 一般社団法人日本国際児童図書評議会、一般財団法人出版文化産業振興財団
お問い合わせ先:日本ペンクラブ事務局 電話03-5614-5391
会場 青山学院女子短期大学 教室N202
〒150-8366 東京都渋谷区渋谷4−4−25
JR 山手線・埼京線、東急線、京王井の頭線、
東京メトロ副都心線「渋谷」駅より徒歩15 分
東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道駅」より
徒歩8 分