【女性作家委員会】日本の性暴力について考える 第3回「複合的差別視点から」

【女性作家委員会】日本の性暴力について考える 第3回「複合的差別視点から」

日本ペンクラブ女性作家委員会が、性犯罪をテーマに開催する3回シリーズの最終回。
「日本の性暴力について考える」

第3回 複合的差別の視点から

日 時 2023年4月23日(日)13時~15時30分(開場12:30)
会 場 出版クラブホール
     (東京都千代田区神田神保町1-32/地下鉄「神保町」3分・JR「水道橋」5分)
定 員 100人
参加費 1,000円
登 壇 品川裕香/姫野カオルコ/桐野夏生
申 込 Peatix
     https://pen-ww0423.peatix.com/view

主 催 一般社団法人日本ペンクラブ
企 画 女性作家委員会

問 合 事務局 event2023@japanpen.or.jp

【企画趣旨】
 昨年12月17日から始めた全3回のシリーズ「日本の性暴力について考える」最終回。回を追うごとに、被害の深刻さが見えてきました。
 シリーズ最終回は、障害のある人たちの被害について、教育ジャーナリストの品川裕香さんに基調講演をお願いし、作家の姫野カオルコさん、桐野夏生さんに話を伺います。

 鼎談終了後、日本ペンクラブ会長・桐野夏生から、今後の日本ペンクラブの姿勢と取り組みをお伝えする時間をいただく予定です。

 ※内容は随時HP、Peatix等で更新します。

【プログラム】
第1部 基調講演 品川裕香さん(教育ジャーナリスト、女性作家委員)
 「障害と女性と性被害」
第2部 講演 姫野カオルコさん(作家)
 「学校というカバー、子供という孤立無援」
第3部 講演 桐野夏生(作家、日本ペンクラブ会長)
 「あらゆる差別の根はどこにあるのか」
第4部 鼎談+質疑応答

司会 吉田千亜(ジャーナリスト、女性作家委員長)

<4/19追記>
本講演にて登壇者の以下著作の販売と終演後にサイン会を開催いたします。
※販売方法は現金のみとなります

品川裕香さん
「怠けてなんかない」シリーズ(全4巻)岩崎書店
『「働く」ために必要なこと』筑摩書房

姫野カオルコさん
『彼女は頭が悪いから』文藝春秋
『悪口と幸せ』光文社
※チラシに掲載の『ちがうもん』『謎の毒親』は現在電子書籍のみとなっております。予めご了承下さい。

桐野夏生
『奴隷小説』文藝春秋
『路上のX』朝日新聞出版


【登壇者の紹介】

品川裕香さん(しながわ ゆか)

教育ジャ-ナリスト・編集者。㈱薫化舎取締役副会長、薫化舎出版会代表、薫化舎らんふぁんぷらざ統括責任者、発達性ディスレクシア研究会副理事長・日本LD学会国際委員会委員。早稲田大学法学部卒業後、株式会社扶桑社を経て、教育ジャーナリストとして独立。国内外の教育現場における不適応(学力不振・いじめ・不登校・虐待からディスレクシア・LD・ADHD・自閉スペクトラム症など特別支援教育、非行など矯正教育まで)、子ども・保護者・教師・支援者たちの思いを多角的に取材執筆。日本にディスレクシア(読み書き障害)を紹介したことで知られる。その縁で、神奈川県川崎市でディスレクシアを始め発達に偏りのある未就学児童から学生までを科学的根拠に基づいて指導し、専門家も養成する学び舎『薫化舎らんふぁんぷらざ』を経営。第一次安倍・福田内閣教育再生会議委員・文科省中央教育審議会委員など公職を歴任。一方で、週刊誌『女性自身』(光文社)で2003年より現在まで、毎週著者インタビューと書評を連載している。2023年、薫化舎出版会を設立。

姫野カオルコさん(ひめの かおるこ)

姫野嘉兵衛の別表記もあり。1958年滋賀県生れ。2014年『昭和の犬』で直木賞、19年『彼女は頭が悪いから』で柴田錬三郎賞を受賞。著書は他に『受難』『ツ、イ、ラ、ク』『終業式』『リアル・シンデレラ』など、独異の文体で万人には好かれない作風ながらコンスタントに発表。子供の心情や光景を描く作品も意外に多い。

桐野夏生さん(きりの なつお)

石川県金沢市出身。1998年『OUT』で第51回日本推理作家協会賞、1999年『柔らかな頬』で第121回直木賞、2003年『グロテスク』で第31回泉鏡花文学賞ほか。2015年秋には紫綬褒章を受章。多くの作品が英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、インドネシア語等に翻訳され、映画化、TVドラマ化されている。国際的評価が高く、現代日本の文学界を代表する作家である。2021年、第18代日本ペンクラブ会長に就任。