シリーズ「日本のハラスメントを考える」第4回「#Me too以降の流れと〈ビジネスと人権〉」

シリーズ「日本のハラスメントを考える」第4回「#Me too以降の流れと〈ビジネスと人権〉」

日本ペンクラブ・女性作家委員会企画
シリーズ「日本のハラスメントを考える」第4回「#Me too以降の流れと〈ビジネスと人権〉」

開催日 2023年11月16日(木)
時間  19:00~21:00
会場  Zoomウェビナー
※終了後にYoutubeチャンネルにて録画を公開予定です。
人数  450人
参加費 無料
申込 Peatix https://jpen-1116.peatix.com/view






共催 公益社団法人 日本文藝家協会
協賛 『すばる』編集部(株式会社集英社)
   『新潮』編集部(株式会社新潮社)
   『文學界』編集部(株式会社文藝春秋)
   『世界』編集部(株式会社岩波書店)
   『群像』編集部(株式会社講談社)
   『文藝』編集部(株式会社河出書房新社)

登壇
 伊藤和子氏(弁護士)
 白河桃子氏(相模女子大学大学院特任教授、ジャーナリスト、日本ペンクラブ会員、女性作家委員)
 山内マリコ氏(作家、日本ペンクラブ会員、女性作家委員)

【プログラム】
開催の挨拶 吉田千亜(女性作家委員長)
1部(60分)基調講演「#Me too以降の流れと〈ビジネスと人権〉」 伊藤和子さん
2部(40分)鼎談 伊藤和子さん、山内マリコさん、白河桃子さん(モデレーター)
質疑応答(15分)
挨拶 桐野夏生(日本ペンクラブ会長)

【概要】
#Metoo から日本社会はどう変化していったのか。
ジャニーズ性加害問題で話題になった、2011年に国連人権理事会で合意された「ビジネスと人権に関する指導原則」の基礎知識を専門家に学び、時代の変化を知るためのオンラインイベント。2022年度に企画した日本ペンクラブ・女性作家委員会のシンポジウム「日本の性暴力を考えるシリーズ」の流れを組む、日本のハラスメントと社会の変化を考える企画第4弾。

【登壇者の紹介】

◆伊藤和子(いとうかずこ)
1994年、弁護士登録。以来、女性、子どもの権利、えん罪事件等、人権問題に関わって活動。2004年、ニューヨーク大学ロースクール客員研究員を経て、2006年、国境を越えて世界の人権問題に取り組む日本発の国際人権NGOヒューマンライツ・ナウの立ち上げに関わり、以後事務局長、2021年より副理事長として活動する。ビジネスと人権を研究し2023年に法学博士号取得。著書に『人権は国境を越えて』『なぜそれが無罪なのか!? 性被害を軽視する日本の司法』。ジェンダー法学会副理事長。

◆白河桃子(しらかわとうこ)
1961年東京生まれ、私立雙葉学園、慶応義塾大学文学部社会学専攻卒。住友商事、リーマンブラザーズなどを経て執筆活動に入る。2008年中央大学教授山田昌弘氏と『「婚活」時代』を上梓、婚活ブームの火付け役に。2020年9月、中央大学ビジネススクール戦略経営研究科専門職学位課程修了(MBA取得)。働き方改革、ダイバーシティ、女性活躍、SDGsとダイバーシティ経営などをテーマとする。講演、テレビ出演多数。
相模女子大学大学院特任教授、ジャーナリスト、日本ペンクラブ会員、女性作家委員。

◆山内マリコ(やまうちまりこ)
1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞し、2012年『ここは退屈迎えに来て』でデビュー。地方と女性をテーマに、シスターフッドの物語を多く描く。主な著書に『あのこは貴族』『一心同体だった』など。2022年4月、作家18名と連名で、原作者の立場から映画業界の性暴力・性加害の撲滅を求めるステートメントを発表した。同年5月より日本文藝家協会で理事を務める。
作家、日本ペンクラブ会員、女性作家委員。

【挨拶】

◆桐野夏生(きりの なつお)
石川県金沢市出身。1998年『OUT』で第51回日本推理作家協会賞、1999年『柔らかな頬』で第121回直木賞、2003年『グロテスク』で第31回泉鏡花文学賞ほか。2015年秋には紫綬褒章を受章。多くの作品が英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、インドネシア語等に翻訳され、映画化、TVドラマ化されている。国際的評価が高く、現代日本の文学界を代表する作家である。2021年、第18代日本ペンクラブ会長に就任。
写真:須藤敬一