福島第一原発取材報告会
福島第一原発取材報告会(言論表現委員会/取材日 2024.04.19)
【福島第一原発の現場は ――日本ペンクラブ取材チームからの緊急報告】
◆録画を Youtube 配信中
https://youtube.com/live/Ont619n5594
「爆発の破壊のあとがそのままじゃないか」
「核燃料の取り出しがこれほどまでに難航している」
福島第一原発炉心溶融事故の過酷化の一因となった、1号機の水素爆発。
13年にわたって露わのままだった1号機の骨組みが、まもなくカバーで覆われ見られなくなるのを前に、日本ペンクラブの取材チーム(計15名)が、2024年4月19日、原発構内の現地取材を行いました。
現場では、核燃料デブリ880トンのうち1ミリグラムもまだ取り出せておらず、使用済み核燃料の取り出し作業も難航をきわめているようでした。この気が遠くなるような作業が続いており、線量計のアラームは鳴り続けていました。
現場で撮影した動画映像とスチール画像の一部も織り交ぜながら、現場緊急報告を行います。現場には原子力専門家で元原子力委員会委員長代理の鈴木達治郎氏も同行されました。
「核燃料の取り出しさえ、かなり大変な作業が続いていることがよくわかった。放射線量も高い」
「廃炉の在り方を住民と話す場が必要」
鈴木氏は、廃炉作業の終わりが見えないことを、このように指摘されていました。
報告の模様は、日本ペンクラブ会議室および鈴木氏の滞在先の韓国などを結び、YouTubeで公開します。
日時:2024年4月30日(火)17:00~
Youtubeにてライブ配信いたします。
https://youtube.com/live/Ont619n5594
報告者/言論表現委員会 金平茂紀委員長、青木美希副委員長
元原子力委員会委員長代理・鈴木達治郎氏ほか