フォーラム 世界と日本の子どもの本から 5 「子どもの本の翻訳 ~翻訳だからできること、創作だからできること~」(11月25日開催。事前申込要)

フォーラム 世界と日本の子どもの本から 5 「子どもの本の翻訳 ~翻訳だからできること、創作だからできること~」(11月25日開催。事前申込要)

日時: 2017 年11 月25 日(土)15:00 ~ 17:00(予定)
会場: 日本出版クラブ3 階(〒162-0828 東京都新宿区袋町6 ℡ . 03-3267-6111)
対象: 一般(中学生以上)
参加費:1000 円
定員: 140 人 ※事前のお申し込みが必要です。

 申込方法はwebちらし(pdf) kodomohonyaku をご覧ください。
 

パネリスト:上村令(編集者)、なかがわちひろ(作家・画家・翻訳家)、朽木祥(作家)、ひこ・田中(作家・評論家)
 進行役: さくまゆみこ(翻訳家)

 日本の多くの子どもたちは、日本の作家によるオリジナルの創作作品と、海外の作品を日本語に翻訳した翻訳作品の両方を読んで育っています。しかし、最近は様々な事情から、前ほど翻訳作品が出版されなくなってきました。それはなぜなのかを考えてみると同時に、翻訳と創作の特色の違い、翻訳作品ならではのおもしろさ・難しさ、創作作品ならではのおもしろさ・難しさ、翻訳でしかできないこと、創作でしかできないことなどについて、話し合ってみたいと思っています。今回のパネリストは、翻訳物と創作ものの両方を手掛ける編集者の上村令氏、翻訳者でもあり作家でもある、なかがわちひろ氏と朽木祥氏、そして作家であり翻訳物もたくさん読む批評家でもあるひこ・田中氏。
 翻訳の絵本や児童文学は、日本と他国の文化の間にかける橋であり、日本の子どもが異文化を背負った子どもたちと友だちになるきっかけを作ってくれます。また日本の子どもが視野を広げて自分で感じたり考えたりする力を養うための重要な手段にもなっています。その辺のこともこのシンポジウムで再確認しておきたいと考えています。