企画監修 ⼀般社団法⼈⽇本ペンクラブ 「軍歌ばかりが聞こえる」十五年戦争さなか、立原道造は魂と魂を対話させ、音楽のような言葉を紡ぎ、繊細な建物のように詩を組み立てていきました。浅間山麓に抱かれ、愛に震えた夭折詩人は、いま私たちに、「何かを忘れていないか」と静かに、歌うように問いかけています。 映像+語り+音楽、朗読と座談とコンサートによる文学ライブ饗宴! 日時:10月27日(日) […]
中断された「あいちトリエンナーレ2019/表現の不自由展・その後」の再開に向けた動きが伝えられている。「いま行政がやるべきは、作品を通じて創作者と鑑賞者が意思を疎通する機会を確保し、公共の場として育てていくことである」(8月3日声明)と展示継続を訴えてきた私たちは、この動きを注視している。 しかし、一方、文化庁は予定していた「あいちトリエンナーレ2019」に対する補助金を交付しない決定をしたと […]
制作者が自由に創作し、受け手もまた自由に鑑賞する。同感であれ、反発であれ、創作と鑑賞のあいだに意思を疎通し合う空間がなければ、芸術の意義は失われ、社会の推進力たる自由の気風も萎縮させてしまう。 あいちトリエンナーレ2019「『表現の不自由展』・その後」で展示された「平和の少女像」その他に対し、河村たかし名古屋市長が「(展示の)即刻中止」を求め、菅義偉内閣官房長官らが同展への補助金交付差し止めを示 […]
日本ペンクラブ声明20190623 沖縄県慰霊の日(6月23日)にあたり、私たちはアジア太平洋戦争の犠牲となった多くの命を悼み、二度とこのような惨禍を繰り返さぬよう、あくまで言葉と表現の力で平和を希求する決意をあらたにしています。 戦争終結から74年、本土復帰から47年が過ぎた今日でも、沖縄には米軍基地が集中し、県民に大きな負担を強いています。そのうえ政府は、沖縄県民が折々の選挙のたび、そ […]
ちらし(PDF版)はこちらから→heiwa0629 僕たちに何ができるのか。 「憲法と平和」をめぐって、児童文学作家と絵本作家とジャーナリストの3人が若者に、それぞれの仕事を通じた体験談や時代認識を語り、若者は大人に対し、大人は若者に対し、それぞれ何を求めるのか? 児童文学と絵本とジャーナリズムが紡ぐ憲法と平和の集い。 ふるってご参加ください。 〔日時〕2019年 6月29日(土)午後2時~4時3 […]
核兵器開発が危うい段階を迎えている。 先月末、米政府は今年2月にネバダ州の核実験場で臨界前核実験を行ったことを明らかにした。一昨年12月につづき、トランプ政権になって2度目の実験である。 一方、米政府は、ロシアが北極海で低出力の核実験を行っている可能性があると分析している、とも伝えられている(ロシア側は否定)。 いずれにせよこれらが明らかにしているのは、核大国が「新冷戦」ともいわれるグロー […]
日本ペンクラブでは、世界各国の児童書の持つ魅力を広く紹介するため、国立国会図書館国際子ども図書館との共催で、「シリーズ・いま、世界の子どもの本は?」と題するイベントを開催しています。 シリーズ第12回は、2019年3月5日から7月21日まで開催している展示会「詩と伝説の国―イランの子どもの本」の関連イベントとして、「いま、イランの子どもの本は?」をテーマに、イランの児童書の魅力を紹介する講演会を開 […]
ちらしはこちらから→対談 キム・チュイ(作家)x吉岡忍 (ペンクラブ会長) ちらし 日時:7月1日(月)18:30~ 場所:聖心女子大学3号館内宮代ホール 東京都渋谷区広尾4-3-1(地下鉄日比谷線2番出口より徒歩2分) 入場無料、フランス語から⽇本語へ遂次通訳付き 事前申し込み不要 主催:日本ペンクラブ 後援:聖心女子大学・ケベック州政府在日事務所 キム・チュイ / Kim Thuy ベトナム系 […]
ちらしはこちらから→マクラウド・助川対談ちらし E・H・ノーマン図書館 スピーカー・シリーズ 「短編小説から読みとる社会 : 日加の作家の考察から」 カナダ大使館 E・H・ノーマン スピーカー・シリーズでは、学者や作家、芸術家をゲストに招いて講演会をおこない、カナダとカナダの視点をご紹介しています。 「短編の女王」と呼ばれ、2013年にノーベル文学賞を受賞したアリス・マンローをはじめ […]
近年、芸能人やミュージシャンをはじめとする表現者が逮捕・起訴されるたびに、その作品が封印される事態が繰り返されている。公開予定の映画の上映中止、公演の中止、テレビの放映中止、CDやDVDの出荷停止、音源・映像のデジタル配信停止などが当たり前のごとく行われている。 いずれも映画の配給会社、テレビ局、興業会社、レコード会社等々による自主規制によるものだ。結果として表現者たちは作品の発表の場を奪われ […]