報道によりますと、前アメリカ・ペン会長のサルマン・ラシュディ氏が米国ニューヨーク州の公開の場で襲撃を受けました。 ラシュディ氏とはニューヨークのペン主催会議でお目にかかったこともあり、驚きとともに心を痛めております。 ラシュディ氏の回復を祈り、ご家族にお見舞いを申し上げます。 日本ではラシュディ氏著作の翻訳者が殺害され、容疑者不明のまま時効を迎えた経緯もあります。今回の事件も、徹底的な原因 […]
国会開会の日に国会議員のみなさんへ 政府が閣議決定で実施を予定している国葬は、いわば故人のお別れ会です。そうであれば、拙速に行うことなく、活動に大きな疑義が提起されている特定の宗教団体との関係も含め、様々な未解決の問題が解決した後で、国会で議論を経たうえ議決し、心を込めて故人を偲ぶのがよいのではないでしょうか。 先例においても手続き上の問題が国会の場で指摘されていた、閣議決定による国葬を強行す […]
わたしたちはミャンマー軍事政権による日本人ビデオジャーナリスト久保田徹氏の拘束に深い懸念を抱き、久保田氏の即時無条件釈放を求めます。 また、平和的な表現を理由に不当に拘束されたすべての人々の無条件の解放を求めます。 報道によると、日本人ジャーナリストでドキュメンタリー映画監督の久保田徹氏は、ミャンマーで平和的な表現活動として 撮影を行った直後に拘束されました。久保田氏はヤンゴンでの反政府集会を […]
日本ペンクラブ声明 「ミャンマーにおける表現の自由、ならびに日本のジャーナリスト、久保田徹氏の即時釈放を強く求める。」 報道によりますと、日本人ジャーナリスト、久保田徹氏が、2022年7月31日ミャンマー・ヤンゴン市において、街頭デモの取材中に国軍当局に拘束されました。 久保田氏は平和的な取材活動中に拘束されたものであり、即時かつ無条件に釈放するよう求めます。 国軍は先日、投獄した活動家4名 […]
7月26日(日本時間7月27日午前)、国際ペン(本部ロンドン。会長:ブルハム・ソンメズ)ならびに日本ペンクラブ(会長:桐野夏生)をはじめとする世界の38の国・地域のペンセンターは連名で、国際ペン共同声明「世界のペンセンターは、作家キョー・ミン・ユー氏の処刑を厳しく非難する」を発表しました。 国際ペン共同声明 「世界のペンセンターは作家キョー・ミン・ユー氏の処刑を厳しく非難する」 世界のペンセン […]
侮辱罪の法定刑に懲役刑を加えて厳罰化する刑法改正案が、今国会に提出されました。 今回の法改正は、ネット上における誹謗中傷の深刻化を防ぐことを主な目的としています。ここ数年、ネット上の誹謗中傷がエスカレートし、自死に追い込まれる被害者を生むまでになっている状況は、看過できません。ネット上の誹謗中傷により、個人の尊厳が踏みにじられるような状況を改善するために、一刻も早く対策をとるべきです。しかしな […]
日本ペンクラブは、日本文藝家協会、日本推理作家協会とともに、3月10日、「ロシアのウクライナ侵攻に関する共同声明」を発表しました。13時からの共同記者会見には日本ペンクラブ桐野会長、日本文藝家協会林真理子理事長、日本推理作家協会京極夏彦代表理事が出席し、声明を発表後、記者の質問に答えました。 (写真左から林真理子、桐野夏生、京極夏彦の各氏) 「ロシアによるウクライナ侵攻に関する共同声明」 私た […]
国際ペン(本部:ロンドン)より「国際ペン 公開書簡― 世界の作家のウクライナに関する声明 ―」が2月27日発表され、これに対して1000名を超える、世界の作家の賛同署名が集まっています。 日本ペンクラブからも桐野夏生会長をはじめとする、310名の会員が署名しました。 「国際ペン 公開書簡 ― 世界の作家のウクライナに関する声明 ―」 私たちは団結して、平和を求め、暴力を煽るプロパガンダをやめるよ […]
Dear Ms. Svetlana Alexandrovna Alexievich and the writers of Belarus PEN: The members of the Japan P.E.N. Club send a message of solidarity to the members of Belarus PEN, who continue their heroic […]
敬愛するスヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ様ならびにベラルーシ・ペンの作家の皆様へ 日夜困難な日々に英雄的な活動を続けているベラルーシ・ペンの皆様へ、日本ペンクラブの会員より連帯のメッセージをお送りします。 皆様のペンを率いるスヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ氏が福島の人々に示してくださいました共感を私たちは忘れることはありません。 私たち、日本ペンクラブの会員は、ルカシェンコ氏が国際的な […]