声明

3/5ページ

日本ペンクラブ声明「ミャンマーの軍事クーデタに反対し、アウンサン・スーチー氏らの解放を求める」(2021年2月1日)

  • 2021.02.01

一般社団法人日本ペンクラブは以下の声明を2021年2月1日18時に発信しました。 日本ペンクラブ声明 「ミャンマーの軍事クーデタに反対し、アウンサン・スーチー氏らの解放を求める」  今朝、ミャンマー国軍がアウンサン・スーチー国家顧問らの身柄を拘束し、非常事態宣言を発したことが伝えられた。明らかな軍事クーデタである。  ミャンマーは選挙制度改革やロヒンギャの人権問題など、民主化プロセスの道半ばにある […]

日本ペンクラブ声明 「全員を任命すべきである――政府の日本学術会議会員任命拒否をめぐって」

  • 2020.10.08

日本ペンクラブ声明20201008学術会議  今般、菅義偉首相が日本学術会議の一部会員の任命を拒否したことは、学問の自由の侵害であり、言論表現の自由、思想信条の自由を揺るがす暴挙であることは明らかである。このような決定の背後に何があるのか、日本学術会議とアカデミズムがこれにどう対処するのか、私たちは当初から注視してきた。  この間、安倍首相、菅官房長時代の2016年、官邸は学術会議が提起した会員補 […]

日本ペンクラブ声明 「香港に自由を~私たちの民主主義的価値も脅かされている」

  • 2020.08.12

 香港の自由が脅かされている。言論の自由だけでなく、自由に、自律的に生きようとする人々の生存基盤が失われようとしている。  私たちはこの間、香港国家安全維持法をめぐる当局と市民の動きを注視してきた。しかし、6月末の同法の施行以降、香港当局は立法会選挙に向けた民主派の選挙活動を締めつけ、民主派活動家や学生を相次いで逮捕し、一昨日はまた地元新聞社への家宅捜索と創業者逮捕、さらに日本を含め世界に向けて香 […]

日本ペンクラブ声明「緊急事態だからこそ、自由を」

  • 2020.04.07

 感染拡大する新型コロナウイルスと政府による緊急事態宣言。日本社会はいま、厳しい現実に直面している。  私たちは、命のかけがえのなさを改めて噛みしめたい。各分野の医療関係者が蓄積してきた技術と知見を信頼し、それらが十二分に発揮されるよう期待する。また、私たち自身が感染しない冷静さと、他者に感染させない配慮とを併せ持つ人間でありたいと思う。  そして、私たちは、こうした信頼・期待・冷静・配慮が、人と […]

日本ペンクラブ会長談話 「文化庁の補助金不交付決定の撤回を求め、『あいちトリエンナーレ2019/表現の不自由展・その後』のすみやかな再開を期待する」

  • 2019.09.26

 中断された「あいちトリエンナーレ2019/表現の不自由展・その後」の再開に向けた動きが伝えられている。「いま行政がやるべきは、作品を通じて創作者と鑑賞者が意思を疎通する機会を確保し、公共の場として育てていくことである」(8月3日声明)と展示継続を訴えてきた私たちは、この動きを注視している。  しかし、一方、文化庁は予定していた「あいちトリエンナーレ2019」に対する補助金を交付しない決定をしたと […]

日本ペンクラブ声明―あいちトリエンナーレ2019「『表現の不自由展』・その後」の展示は続けられるべきである

  • 2019.08.03

 制作者が自由に創作し、受け手もまた自由に鑑賞する。同感であれ、反発であれ、創作と鑑賞のあいだに意思を疎通し合う空間がなければ、芸術の意義は失われ、社会の推進力たる自由の気風も萎縮させてしまう。 あいちトリエンナーレ2019「『表現の不自由展』・その後」で展示された「平和の少女像」その他に対し、河村たかし名古屋市長が「(展示の)即刻中止」を求め、菅義偉内閣官房長官らが同展への補助金交付差し止めを示 […]

1 3 5