7月26日(日本時間7月27日午前)、国際ペン(本部ロンドン。会長:ブルハム・ソンメズ)ならびに日本ペンクラブ(会長:桐野夏生)をはじめとする世界の38の国・地域のペンセンターは連名で、国際ペン共同声明「世界のペンセンターは、作家キョー・ミン・ユー氏の処刑を厳しく非難する」を発表しました。 国際ペン共同声明 「世界のペンセンターは作家キョー・ミン・ユー氏の処刑を厳しく非難する」 世界のペンセン […]
侮辱罪の法定刑に懲役刑を加えて厳罰化する刑法改正案が、今国会に提出されました。 今回の法改正は、ネット上における誹謗中傷の深刻化を防ぐことを主な目的としています。ここ数年、ネット上の誹謗中傷がエスカレートし、自死に追い込まれる被害者を生むまでになっている状況は、看過できません。ネット上の誹謗中傷により、個人の尊厳が踏みにじられるような状況を改善するために、一刻も早く対策をとるべきです。しかしな […]
日本ペンクラブは、日本文藝家協会、日本推理作家協会とともに、3月10日、「ロシアのウクライナ侵攻に関する共同声明」を発表しました。13時からの共同記者会見には日本ペンクラブ桐野会長、日本文藝家協会林真理子理事長、日本推理作家協会京極夏彦代表理事が出席し、声明を発表後、記者の質問に答えました。 (写真左から林真理子、桐野夏生、京極夏彦の各氏) 「ロシアによるウクライナ侵攻に関する共同声明」 私た […]
国際ペン(本部:ロンドン)より「国際ペン 公開書簡― 世界の作家のウクライナに関する声明 ―」が2月27日発表され、これに対して1000名を超える、世界の作家の賛同署名が集まっています。 日本ペンクラブからも桐野夏生会長をはじめとする、310名の会員が署名しました。 「国際ペン 公開書簡 ― 世界の作家のウクライナに関する声明 ―」 私たちは団結して、平和を求め、暴力を煽るプロパガンダをやめるよ […]
Dear Ms. Svetlana Alexandrovna Alexievich and the writers of Belarus PEN: The members of the Japan P.E.N. Club send a message of solidarity to the members of Belarus PEN, who continue their heroic […]
敬愛するスヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ様ならびにベラルーシ・ペンの作家の皆様へ 日夜困難な日々に英雄的な活動を続けているベラルーシ・ペンの皆様へ、日本ペンクラブの会員より連帯のメッセージをお送りします。 皆様のペンを率いるスヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ氏が福島の人々に示してくださいました共感を私たちは忘れることはありません。 私たち、日本ペンクラブの会員は、ルカシェンコ氏が国際的な […]
今月10日以来、パレスチナ・ガザ地区におけるイスラエルとパレスチナとの戦闘が激しさを増している。背景には、長年にわたってパレスチナ人の生存権を暴力的に制約してきたイスラエルの姿勢があることは論をまたない。 この間の情報は、質量ともに圧倒的なイスラエル発と、かろうじてソーシャルネットワーク等を通じて発信されるガザ住民発のものがあるが、こうした非対称性を是正し、現実を伝えてきたのがガザ地区内のA […]
政府は、コロナ対策の不評で浮き足立つなか、デジタル庁創設に向けた法整備に躍起になっている。中心にあるのは、地方自治体などが集めた個人情報も含めた国民一人ひとりの情報を政府に一元化し、併行して多くの個人情報をマイナンバーカードに紐づけ、行政を効率化するとともに、企業などの使い勝手もよくして産業振興の資源として使おうという狙いのようだ。 ちょっと待ってほしい。たしかに政府のコロナ対策は失政つづきだ […]
国際ペン・日本ペンクラブ共同声明 「ミャンマーにおける表現の自由を求め、日本のジャーナリスト、北角裕樹氏の即時釈放を強く求める。」 ミャンマー在住の日本人ジャーナリスト、北角裕樹氏は自宅で治安当局に逮捕された。 彼はヤンゴンの悪名高いインセイン刑務所に移送されたと伝えられている。 我々は、ミャンマー軍に対し、自国民に対する暴力行為を直ちに停止し、拘束されている平和的な抗議者を即時かつ無条件に刑務所 […]
昨夕、ミャンマーで取材活動中の北角裕樹氏が治安当局に拘束されたと伝えられた。同氏は、今年2月の国軍クーデター以後のミャンマー情勢を現地で取材・報道しつづけ、国際的にも高く評価されてきたジャーナリストである。 国軍クーデターは、近年、ようやく軌道に乗り始めたミャンマーの民主化プロセスを暴力的に逆行させている。報道機関は次々閉鎖され、市民の自由な言論表現活動も禁圧された。国軍の発砲によってすでに8 […]